会社に勤め始めると、歓送迎会や飲み会など、さまざまな飲みの席に誘われる機会が増えますよね。「行きたくない」「疲れる」「お金がかかる」「説教される」そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。
確かに、飲み会は気を使う場面が多く、特に新入社員にとっては、先輩や上司との会話に緊張してしまうこともあるでしょう。
しかし、飲み会はただのお酒を飲む場ではありません。 実は、仕事や人間関係を円滑に進める上で、とても貴重な機会と自分を成長させてくれる場だったんです!
ここでは、なぜ飲み会が成長につながるのかを解説していきたいと思います。
飲み会に行きたくない理由
ヤタガラスが飲み会に行きたくなかった理由
【ヤタガラスが飲み会に行きたくない理由】
- 友達と遊んでいた方が楽しい
- テレビ、ゲームをしていた方が楽しい
- パチンコ・パチスロをしていた方が楽しい
- スポーツジムに行ってた方が楽しい
- お酒が人より飲めなかったから飲むのが辛い
- お酒の席で仕事の話や昔話、説教そして酒の強要
どうでしょうか?みなさんもヤタガラスと同じ考えではありませんか?
特に飲み会に行きたくなかった理由
お酒が飲めなかったのがつらかった:会社での乾杯は必ずビール。その後に日本酒が出てきて、とてもつらかったです。当時の私は「ビールは苦くて美味しくなかった」し、日本酒も苦手。また、飲まないと無理やり継がされるという感じだったので、飲めない私には苦痛の場でしかありませんでした。
上司の武勇伝・説教:仕事の武勇伝や昔あった面白い話、そして後輩へのアドバイスと称した説教など、上司や先輩の独壇場になりがちでした。仕事の話は避けたいと思っていたので、わざわざ仕事時間以外に会社の人と顔を合わせ、さらに飲み代を払ってまで聞かされることに、強い抵抗感。また、飲み会で上司から注意されたり、叱責されたりすることも多く、それが苦痛で、積極的に参加したいと思えませんでした。
会社の飲み会は残業になるの?ならないの?
「会社の飲みは残業」というキーワードが流行りました。現在でもこのキーワードが続いていると思います。
会社の飲み会は残業になることもある
基本、時間外に行われる会社として強制参加の飲食会は残が強になる可能性があります。
なぜなら就業時間外の飲み会へ強制参加させた場合、会社の指揮命令下にあると見なされるからです。
この場合は時間外労働として残業代を支給しなければなりません。
会社の飲み会は残業にならない
時間外に行われる会社としての飲食会において、「任意参加」であれば会社の指揮命令が及ばないため、残業代を支払う必要はありません。
残業代になるかならないかの判断
飲み会に賃金や残業代が発生する条件は、「就業時間内か就業時間外」かで判断が分かれます。さらに、就業時間外の場合、強制参加で会社の指揮命令下にあるか、任意参加で会社の指揮命令下にないかが判断基準になります。
- 就業時間内の飲み会:賃金内にて支給されている
- 就業時間外の飲み会(強制参加):割増賃金が支給される
- 就業時間外の飲み会(任意参加):割増賃金は支給されない
飲み会に参加しないと評価が下がる!?
会社の飲み会を断っても評価が下がるかどうかは、基本的にはしてはいけないことですが、企業の社風や部署、業種などによって異なる場合があります。
飲み会に参加する人は評価されると思う
飲み会が人事評価の一部になっている企業もある一方、飲み会を断っても出世に影響しない企業も多いため、一概には言えません。
しかし、飲み会はコミュニケーションの場です。
例えばAさんとBさんがいるとします。
Aさん:毎回飲み会に参加しています
Bさん:まったく参加しない
このような場合、上司・先輩はAさんを評価することでしょう。
飲み会では評価しないといいつつも、上司・先輩・同僚とコミュニケーションが取れているとの判断になります。
もちろん話した方がよりコミュニケーションをとれますが、話ができなくても飲み会に来るだけでも社としてのコミュニケーションは取れています。
しかしBさんに関しては一切、飲みの場に来ないのでコミュニケーションが取れない人と思われてしまう可能性があります。また、クライアントとの会食の際に、Aさんはお酒の飲み方やふるまいを見ているので、上司・先輩から声もかかります。しかしBさんに関しては、飲み方がわからず、飲みすぎてつぶれてしったり、その場の雰囲気に馴染めず、場の空気が悪くなったりクライアントのご機嫌を損なう可能性もあるので、Bさんを連れていくにはリスクがあります。
よって、Aさんを評価してなくても周りからは評価され、全体でも評価者の対象となります。Bさんに関しては、普通かコミュニケーションが取れないと思われ「低評価」になるかもしれません。
評価するのは人間です。好き嫌いもあり正直、平等は残念ながらないと思います。
みなさんもそうですよね?
好きな人、好きな子には寄り添いますが、逆の人の場合には近寄りませんよね。
会社として絶対にしてはいけないこと
評価についてはすでに触れましたが、飲み会に来ないからといって、「いじめ」をするのは絶対にダメです。 昔はよくありましたが、今は法律に違反するだけでなく、会社全体の評価を下げる行為だと考えられています。 もし、こんなことをする会社に入社しようと考えているなら、もう一度よく考えた方がいいでしょう。
新入社員が絶対にしてはいけないこと
「飲み会に参加したくないという気持ちを、上司や先輩に率直に伝えることは、かえって逆効果になる可能性があります。例えば、「残業代が出ないなら参加しません」といった直接的な表現は、相手を不快にさせ、評価を下げてしまうかもしれません。また「飲み会に行ってもプラスになることはない」と一方的に言ってしまうと、上司・先輩は「コミュニケーションを取ろうとしない」と感じてしまうかもしれません。
過去に、このような発言をして周囲との関係がぎくしゃくしてしまったというケースも少なくありません。飲み会は、仕事の話だけでなく、普段話せないようなことについて気軽に話すことができる場でもあります。このような機会を逃してしまうことは、自分にとっても大きな損失となる可能性があります。
これこそ評価が下がるパターンです。
思っていても口に出さない!出して得することは一つもありません。
これを言って勝ち取ったといっても、勝ちを得る代わりに、失うものの方が大きすぎます。
飲み会のメリット・デメリット
メリット
- コミュニケーションの円滑化:仕事では話しにくいことや、普段の業務では知り得ないことができます。また人間関係が円滑となり、チームワークの向上に繋がります。
- 情報収集:仕事に関する情報だけでなく、社内の雰囲気や今後の動向などを知ることができます。
- 人脈形成:上司・先輩、他の部署の人との交流を深め、将来的なキャリアアップに繋がる可能性があります。
- 飲みの場での作法:先輩からお酒の注ぎ方や注文の仕方、座る位置などお酒の場での作法を知ることができます。
- お店のレパートリーが増える:上司・先輩方はお店をたくさん知っています。いままで入ったことのないお店や高級店などもしっています。このお店を訪れることで、家族・友人・恋人にお店を連れていくこともできます。また、クライアントとの会合の場を探すのにも0スター度ではなく、リストを開くところからスタートできます。
デメリット
- 時間の拘束:仕事が終わってからも時間を取られるため、プライベートの時間が減ってしまう。
- 経済的な負担:飲み代がかかる。
- 健康への影響:飲み過ぎによる健康への悪影響や、翌日の仕事に支障が出る可能性があります。
- ストレス:参加したくないのにこの場にいるストレスや話題を作らなければいけないと思う脅迫間。
まとめ
今思えば、「なんでもっと飲み会に参加していなかったんだ!」、「お酒が飲めなくても参加してた方がよかったな・・・」と私は思っています。
現在は、上司から誘われたら、用事がない限り参加するようにしています。
しかし部下もいますが誘えないのが現状です。誘ったらパワハラだのセクハラだの言われる時代です。
「部下から飲みたいですね!」、「相談したいことがあるんですが・・・」など言われれば飲みに行きます。
お互い会社の中だけではなく、外に出た方がコミュニケーションが深まる場合があります。
若いうちはできるだけお酒の場を体験した方がいいと思います。
私的には「社外勉強」の場所ととらえています。
- お酒の席での作法の勉強の場
- お店を知るチャンス
- 気になるお店は先輩に相談して訪れるチャンス
お酒は楽しめなければ苦痛になるだけです。
参加したくない場合は、予定があるので参加できません。と素直に伝えた方がいいです。
伝え方が遠回しや話が長い場合は「理由・理屈」を並べ甘い良い印象にはなりません。
単純に「予定があるので」と伝えましょう。
「あなたありきの飲み会」の場合は、あなたを必要としているのだから、嫌かもしれませんが、一つでもいいので参加してよかったなと思う事を作りましょう!
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