今回は、新社会人の皆さんに知っておいてほしい「こんな社員・ダメ社員」にならないためのポイントを解説していきます。
会社には残念ながら「こんな社員・ダメ社員」が多くいるのが現実です。その社員は今はいいが、歳を取るにつれて居場所がなくなり、また人が離れていきます。さらに大事な仕事は任されません。
「こんな社員・ダメ社員」にならないよう、逆のポイントを押さえることで、周囲から信頼され、スムーズに社会人生活を送ることができるはずです。
「こんな社員・ダメ社員」はこれをしている
スマホばかり触る社員
現代社会では、スマートフォンが手放せない存在になっています。仕事上での使用であれば問題ありませんが、私用目的で仕事中にSNSばかり見ているのは厳禁です。
【なぜダメなの?】
- 評価が下がる:仕事をしていないように見られ、評価が下がってしまう可能性があります。
- 周囲に迷惑:周囲の社員のやる気を削ぎ、チーム全体の士気を下げてしまいます。
- 情報漏洩のリスク:会社の機密情報が漏洩してしまう可能性も考えられます。
【どうすればいい?】
- 休憩時間を活用:SNSを見るのは休憩時間や退社後など、仕事に支障が出ない時間帯にしましょう。
- SNS通知をしない:着信通知をしなけば通知が来ていることはわかりません。よって仕事に集中できます。
会社のパソコンを私物にする社員
会社の備品は、仕事をするためのものです。会社のパソコンで私用のサイトを見たり、ゲームをしたりするのはルール違反です。
【なぜダメなの?】
- セキュリティリスク:会社のネットワークにウイルスを持ち込む可能性があります。
- 評価が下がる:仕事をしていないように見られ、評価が下がってしまう可能性があります。
- 信頼を失う:周囲から信頼を失い、仕事が任されなくなる可能性があります。
【どうすればいい?】
- 仕事に集中:会社のパソコンは、仕事だけに使うようにしましょう。
- ルールを守る:会社のIT利用に関するルールをしっかりと守りましょう。
挨拶をしない社員
「おはようございます」「お疲れ様です」といった挨拶は、社会人として最も基本的なマナーです。それを忙しいからと言うそぶりをして、挨拶を返さない社員は人が離れていきます。
【なぜダメなの?】
- 人間関係が悪化する:挨拶をしないことで、周囲との人間関係が悪化し、孤立してしまう可能性があります。
- チームワークが阻害される:チームワークを円滑に進める上で、挨拶は非常に大切です。
- 評価が下がる:挨拶ができない=基本ができていない。よって評価が下がってしまう可能性があります。
【どうすればいい?】
- 笑顔で挨拶:誰に対しても笑顔で挨拶を心がけましょう。
- 感謝の気持ちを伝える:挨拶をする際に、感謝の気持ちを伝えることも大切です。
自分の仕事だけしかしない社員
自分の担当業務をこなすことは大切ですが、会社全体のことを考えて行動することが求められます。自分の仕事をこなすのは当たり前。それ以上の働きを企業は求めています。
【なぜダメなの?】
- 成長の機会を失う:新しい仕事に挑戦する機会を失い、成長が止まってしまう可能性があります。
- 評価が下がる:周りが見えない。何をしたらいいかわからない人だと思われる可能性がある。
- 周囲から頼られなくなる:協調性がないと思われ、周囲から頼られなくなる可能性があります。
【どうすればいい?】
- 積極的に仕事を引き受ける:積極的に新しい仕事に挑戦してみる。
- 周囲のサポートをする:周りの人が困っているときは、進んで助けましょう。
「知らない」「できない」を直ぐに言う社員
「知らない」「できない」という言葉は、安易に口にしてはいけません。
大の大人がこの言葉を言った瞬間に、「必要のない社員」と思われてしまう可能性があります。また、企業としては正直、このような社員は手放したいと思ってしまいます。
【なぜダメなの?】
- 成長の機会を失う:「知らない」「できない」と言ってしまいがちですが、まずは自分で調べて解決しようと努力することが大切です。
- 評価が下がる:企業に必要のない社員と思われる可能性があります。
- 周囲から頼られなくなる:何でもかんでも「知らない」「できない」と言う人は、頼りにならないと思われてしまいます。
【どうすればいい?】
- 積極的に学ぶ:わからないことは、積極的に質問したり、自分で調べてみましょう。
- 解決策を考える:問題が発生したときは、ただ「できない」と言うのではなく、解決策を考えましょう。
時間ありますか?と聞くといつも「なんで?」と言う社員
「なんで?」という言葉は、相手を不快にさせてしまう可能性があります。
仕事を手伝ってもらおうと「今時間ありますか?」と伺うと「なんで?」と、かかわりたくないから出る言葉です。
【なぜダメなの?】
- コミュニケーションが円滑に進まない:相手の意図を疑っているように受け取られ、コミュニケーションが円滑に進まなくなる可能性があります。
- 評価が下がる:やりたくない仕事は理由を付けて断ることは成長性が見込めず、評価が下がる可能性があります。
- 周囲から避けられる:常に否定的な言葉を使う人は、周囲から避けられてしまいます。
【どうすればいい?】
- 相手の気持ちを考える:相手の立場になって考えてみましょう。
仕事中に寝る社員
仕事中に眠ってしまうことは、「プロ意識の欠如」と捉えられてしまいます。
どんな状況であっても、仕事中に寝てはダメです。
【なぜダメなの?】
- 評価が下がる:仕事に対する姿勢が疑われ、評価が下がってしまう可能性があります。
- 周囲に迷惑をかける:会議中に寝てしまうと、周囲に迷惑をかけてしまいます。
- クライアントから信用・信頼がなくなる:致命的なのは、クライアントがいる場所でねてしまうことです。今後の仕事に影響します。
【どうすればいい?】
- 睡眠時間を確保する:十分な睡眠時間を確保し、体調管理に努めましょう。
- 集中力を高める:仕事中に眠気が襲ってきたら、休憩を取ったり、場所を移動したりして、集中力を高めましょう。
- 責任を持つ:自分の仕事でなくても、自分の仕事と思えば眠くなんかなりません。
手帳を持たない社員
手帳を持たずに卓上カレンダーを自分の手帳代わりにしている社員がいます。クライアント先に卓上カレンダーは持参できません。
手帳を持ち、スケジュール管理を徹底することは、社会人として「必須」です。
【なぜダメなの?】
- スケジュール管理ができない:スケジュール管理ができないと、ミスやトラブルにつながる可能性があります。
- 周囲に迷惑をかける:スケジュールが把握できていないと、周囲に迷惑をかけてしまいます。
- どうすればいい?
- 評価が下がる:仕事に対する姿勢が疑われ、評価が下がってしまう可能性があります。
【どうすればいい?】
- 手帳を持ち歩く:手帳を持ち歩き、スケジュールをしっかりと管理しましょう。
報連相をしない社員
「報告・連絡・相談」は、円滑なコミュニケーションを図るために欠かせません。これをしない方がカッコいいと思っている社員がいます。また、変なプライドでコレをしない社員もいます。
報連相も仕事上では基本です。
- 報告・・・すでに完了したこと、または現在進行中のことを伝えること。
- 連絡・・・必要な情報を共有すること。
- 相談・・・自分で解決できない問題について、アドバイスを求めること。
報連相ができる社員は、周囲から頼られ、評価されます。
【なぜダメなの?】
- 情報共有ができない:情報共有ができないと、ミスやトラブルにつながる可能性があります。
- 周囲から信頼を失う:報連相ができないと、周囲から信頼を失い、仕事が任されなくなる可能性があります。
- 評価が下がる:報連相ができないと、評価が下がってしまう可能性があります。
【どうすればいい?】
- こまめに報告する:進捗状況をこまめに報告しましょう。
- 必要な情報を共有する:必要な情報を漏れなく共有しましょう。
- 相談する:自分で解決できないことは、上司や先輩に相談しましょう。
領収書の改ざんをする社員
領収書の改ざんは、犯罪行為であり、絶対にやってはいけません。見つからないと思っても、必ず「発覚」します。何があっても改ざんをしてはダメです!
【なぜダメなの?】
- 犯罪行為:領収書の改ざんは、犯罪行為であり、逮捕される可能性があります。
- 会社を解雇される:会社を解雇されるだけでなく、今後の就職活動にも大きな影響が出る可能性があります。
【どうすればいい?】
- 正しく処理する:領収書は、正しく処理しましょう。
- 分からないことは質問する:領収書の処理について分からないことがあれば、上司や先輩に質問しましょう。
まとめ
今回は、新社会人の皆さんには会社には「こんな社員・ダメ社員が存在」することと、このような社員んにならない為のポイントを解説しました。
これらのポイントを心掛けることで、周囲から信頼され、スムーズに社会人生活を送ることができるはずです。
決して、ダメ社員にならないように注意しましょう!